人生初の染髪をし、不明を恥じる
燃えるごみの日だったので少し早めに起きてごみをまとめた。
お弁当はなし。今日は美容院を予約しており午後休を取るので外食する予定だからだ。
午前中はそこそこに仕事を片付けて昼に上がる。
午前休より午後休が好きだ。午前休はどうせ起きるのが遅くなるので、午後に休むほうが時間を長く使える。もちろん一日休むほうが好きだし、連休はもっと好きだが。
チーズもオムもカレーも大好きなので満足。
美容室ではカットとカラーを頼んだ。
実はカラーをするのは初めてだ。学生時代も染めたことはない。
高校がかなり校則のゆるいところで、髪を染めるのもピアスをあけるのも自由だった。同級生には真っ白に染めているのもいた(とはいえ染めないほうが多数派だったが)。そんなに自由な環境でも結局一度も染めず、大学生になっても同様だった。
黒髪にこだわって、というか自分には黒髪が似合うと思い込んでいた。今思えば学生のうちに変わった色を試しておいてもよかったかもしれない。全然キャラではないが。
今日は初めてなのでナチュラルブラウンで、光が当たると少し茶色くなる程度でお願いした。少し固めの職場なので。
美容師さんとの会話で、以前同僚で緑色に染めていた人がいたと話した。その同僚は若い女性で、固めの職場なのにしばらくその色だったので驚いたと話したところ、美容師さんは「そのつもりがなくても緑色の髪になってしまうことがある」と言った。
どうも毛染めとは不安定なもののようで、化学反応でたまに緑色になってしまう人がいるらしい。
同僚も、ナチュラルな茶髪にするつもりだったのに思いもよらぬ結果になってしまったのかもしれない。
さらにいえば、染めたのもやむをえない理由があったのかもしれない。また別の同僚で、若い男性だが髪の半分以上が白髪のため20代半ばで白髪染めを使っている人がいた。たまに白髪の混じった状態で出勤してくることがあった。
ネットで調べると白髪染めで緑色になるという記事がいくつか見つかった。
また、緑色になってしまった髪の色を変えるのも難しいようだ。
人にはそれぞれ他人からはわからない事情がある。緑色の髪をしていた同僚の真実はわからないが、少しだけ自分の不明を恥じた。
カットとカラーが終わった後、美容室の近くの八百屋で買い物をした。
野菜や果物が非常に安いのだが、駅から少し遠いうえにあまり遅くまで開いていないため、なかなか立ち寄ることができない。
A4サイズくらいのエコバッグにいっぱい買って帰った。そしていちごが安かったのでついでに買ってしまった。普段果物は高いから買わないのに。
帰宅して鏡を見たら、思ったより明るめの茶髪になっていた。黒に近いが照明のあたる頭のてっぺんあたりがかなり明るい茶色に見えた。でもまあ、職場はそんなに照明が強くないので大丈夫だろう。
そして買った野菜でさっそく作り置きのおかずを作った。パプリカとピーマンときのこのマリネ。
うっかりピーマンを一袋分切ってしまい、想定以上の量になった。まあ日持ちするのでよし。
入浴し夕食。
鶏もも肉の甘辛炒め、大根のおかかしょうゆ炒め、にんじんのグラッセ、わかめと水菜とエリンギの味噌汁、たまごかけご飯。すごい、一汁三菜だ。
しかも食後にはデザートのいちごがついてくる。完璧な夕食だ。
いちごは甘酸っぱくておいしかった。
日記を書いていたら洗濯が終わった。
洗濯物を干したらのんびり動画でも観る予定。明日がんばったら週末だ。